46歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

死亡説 後編

日々の雑考・できごと
Photo by Marcelo Leal on Unsplash

おはようございます。ハイコです。
今日の東京はちょっと雲行きが怪しいですが日差しガンガンよりは幾分しのぎやすいかなと感じます。
皆さまは五輪開会式、ご覧になりましたか?
ハイコは結局最後まで見ました。途中選手入場のシーンは飛ばし飛ばしでしたが、このペースでいったら日本はあと何分後だなどと計算しつつ日本入場と聖火点火シーンはばっちりみました。
そして眠い。

さて、記事書き込みが深夜に及びはからずも前・後編になってしまったお話の後編です。

その後、無事手術を終え、麻酔によって眠りにつく前とは違うタイプの痛みで目が覚めました。
「ハイコさん、目が覚めましたか?」先生が声をかけてくれます。まだ手術室のようです。
あれ、テレビでみるような病室で目が覚めるとか、すべてが終わった感じじゃないんですね。
お腹は引き続き結構痛いです。
まだ縫合前ですか?ならば縫い終わってから起こしてください。
「無事手術は終了です。これから集中治療室に移動します」と、ガラガラとストレッチャーで手術室を出ました。どうやら完全に手術は終了したようです。

集中治療室に移ってからも、鼻から喉にかけて酸素吸入器的な管が通されており、とにかくお話ができません。
力なく頷くのが精いっぱいです。
そして普段の生活って腹筋を限りなく使うんですね。
腕一つ持ち上げるのも、お腹に力を込めるので、めちゃめちゃ痛い。
おっかなびっくりで動かす感じです。
そしてどんどん縫合箇所が痛くなってきます。
看護師さん、これはちょっと縫い忘れとかじゃないでしょうか?尋常じゃない痛みです。

後日落ち着いて手術痕を確認したところ、みぞおちからおへそにかけて10センチほど切り開いたようです。
なんとか看護師さんに結構痛いアピールをして、痛み止めの点滴を増量してもらいました。
するとハイコ母がここで登場し、看護師さんと何か話しています。
そういえば、今何時だろうか…。
ハイコは超近眼のため、眼鏡がないと水の中にいるみたいな感じです。
残念ながら時計はこの部屋には無いようです。あったとしても時計の針がどこをさしているのかわからないのですが…。
看護師さんと話を終えたハイコ母が近寄ってきました。
ハイコがどうにかして母に時間を聞くと、「15時過ぎ」であることがわかりました。
5時間ぐらいの手術だったようです。

ハイコがうまくしゃべれないので、ハイコ母が一方的に話します。
「大腸はきれいなピンク色で、壊死していなかったから、そのまま元ある場所に戻しただけで済んだって。よかったね。壊死してそこを切除となったら人工肛門になっていたかもしれないもんね…。」
人工肛門を回避できたのは本当にラッキーでした。ただ結構ぎりぎりだったそうです。
するとハイコ母は、一方的に「また明日来るね。眼鏡も携帯もどうせ使わないと思うし、無くすと困るから、預かっておくね」といって、手にするとさっさと帰ってしまいました。

思えば朝から心配をかけて、もちろん手術中も気が気じゃなかったことでしょう。
申し訳ないという気持ちもありましたが、その前に眼鏡とスマホはやっぱり無いと困るんじゃないか?おい、まってくれ!とは言えず、ハイコは母を静か(風)に見送りました。
しばらく天井を見ていると、大事なことを思い出しました。
そうだ、会社に手術を終えたら連絡するといってあったのに、これでは連絡ができない。
うーん、でも開腹手術っていってあるし、それどころじゃないとわかってくれるだろうか…。
また明日来ると母は言っていたので、明日来た時に会社に連絡してもらうかな、それとも自分でするべきか。
考えていても、結局のところ圧倒的な手術痕の痛みで考えがまとまりません。
若干投げやりになって、痛みを超える睡魔に負け、気がつくとグーグー寝ていたようです。

翌日ハイコ母が予告通りきました。時間は、時計もないので覚えていないのですが、とにかく眼鏡とスマホを持ってきてくださいとお願いしました。
もちろんこの日は持ってきてくれなかったので、眼鏡もスマホもさらに翌日に持ち越しです。
しかし、翌日は土曜日でした。これはちょっとまずい、やはり今日中に会社に連絡しなければ。

結局ハイコ母から、会社に連絡を入れてもらうことになりました。
しかし母が帰宅後会社に連絡をいれる前に、会社の総務から確認の電話があったのです。
そこでおよその入院期間と、手術が無事済んだことなどを伝えました。

これで一安心です。
と思っていたのですが、結局ハイコが手術前に連絡を入れてから、すでに30時間以上経過していました。会社内ではすでに結構な状況になっていたようです。
翌日やっと手にしたスマホには手術当日の日付で鬼のようにLINEが入っていました。
そして、復帰後に聞かされた話では手術失敗説や、下手したら死亡説まで浮上。
ハイコ宛にお客様から電話があった場合には「いつ戻ってこられるかわかりません」と答えるよう指示が出され(確かにそう答えるしかないですね…)、復帰後お客さんにお会いしたら「やあ、もう会えないかとおもったよ」と言われる。
しばらくそんな状況が続きました。
本当にご心配おかけしました。

しかしこのコロナ禍になって、つくづく思います。
病床圧迫という状況になっていれば、ハイコの大腸は間違いなく壊死しており、人工肛門(一時的ではありますが)になって、入院も3か月以上の長期に及んだはずです。(実際は9日で済みました。)
最悪、助からなかったかもしれません。
本当に間一髪だったのです。

また、この先こういったときにやはり頼りになるのは家族ですね。
リアルにこのままいけば独居老人説が濃厚もしくは兄と二人で老々介護?なので、それまでに成年後見人をつけるとか、なんらかの対策は必要だなと感じるハイコです。

病魔はいつやってくるかわからない、一寸先は闇、このブログも突然更新されなくなったら、何かあったのかなとお察しくださいませ。

おわり

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