こんにちはハイ子です。
今朝の東京は台風のビュービューという風の音がすごく、その音で目が覚めました。
目立った被害なく通過してくれると良いです。
さて、表題のお話です。
ハイコは昨年の7月~3か月ほどかけて家中の収納をひっくり返し、断捨離を敢行しました。
比較的、要るものと要らないものの判断をするのは容易だったのです。
「後生大事に取っておいても、あの世には持っていけない。」
「今日が一番若い、この大量のモノを整理するのは今日よりも老いた自分」
という心が全くときめかない魔法の言葉のおかげで、すんなりとできました。
さて、本題です。
そんなわけで、要る要らないを選別するのは簡単だったのですが、要らないものの処分には困りました。
テレビ企画のように「不用品が1トントラック1台分も出た!」といってブーンとどっかに運んで行ってくれるわけじゃないのす。
割とハイ子の自治体は、可燃ごみの範囲が広く、他の自治体ではリサイクル対象だったりするようなプラスチック系のごみは、すべて可燃で出せるのでそこは助かりました。
また、ごみ袋は自治体推奨の有料ごみ袋を購入しなければならないところもあるようですが、ハイコの住む町はごみ袋の指定も無いので、レジ袋でOKでした。
大きさも30センチ立方体に収まれば普通可燃ごみ、それ以上は粗大ごみになるため、規定を超えるサイズはのこぎりで切り刻んでなるべく普通可燃ごみで捨てていました。
が、それでも立ちはだかるのが「家電リサイクル法」ですね。
経済産業省のページがわかりやすいです。☟☟☟
冷蔵庫や電子レンジなどのいわゆる白もの家電は、壊れたら都度買い替えるし、一斉に壊れるということは稀にあるかもしれませんが、断捨離中に廃棄するということはあまりないかもしれません。ハイコ家の場合も白モノ家電は今回出なかったのですが、小型家電に該当するパソコンディスプレイがありました。
これはモノの多い兄のものだったのですが、埃をかぶりもはやただの四角くて無駄に重たい邪魔な箱になっていました。
「捨てる」の一択だったのですが、パソコンディスプレイにも2種類ありまして、下記のマークの有無が処分費無料有料の分かれ道なのです…。
我が家にあったそのどでかいパソコンのディスプレイですが、かなり昔に購入した三菱電機製のCRTディスプレイというものでした。
そして、上記のPCリサイクルマークは2003年10月から義務化されており、すでにリサイクルを前提とした価格が商品本体に上乗せされた状態で販売されていると思うのですが、ハイコ兄が購入したのはおそらく20年以上(本人にきいたらいつ買ったか忘れたとのこと)昔なので、まだ義務化前だったこともあり、残念ながら四方八方360度くまなくマークを探しましたが、ついていませんでした。
三菱電機のホームページを確認したところCRTディスプレイでマークのついていないものかつ、義務化前に購入しているものは処分に税込¥4,400かかるそうです。なかなかの金額です。
すでに断捨離でタンスや机などの大物家具を粗大ごみとして捨てていたハイコですが、最大でもタンス(高さと幅の合計が270センチ以内)で¥1,200だったので、¥4,400はちょっと度肝を抜かれました。
世の中いろんな業者がありますので、あまり安いところに頼んで最終的に不法投棄されているという話も聞くのでハイコは三菱電機のホームページに記載されているパソコン3R推進協会というところに依頼しました。
そして処分の内容を見たらなんとなく¥4,400の根拠がわかりました。
まず推進協会に回収依頼メールをします。すると料金支払い用紙(郵便振り込み)が届くので郵便局にて支払いを済ませます。
(ハイ子は郵便局内のATMでやったので152円手数料がかかりました、有人窓口だと¥203かかります)。
すると着金確認後に「エコ郵パック」の伝票が自宅に届くので、自力で梱包してからその伝票を荷物に貼り付け、伝票に記載されている集荷センターに依頼をして集荷してもらうという流れです。
普通にこのサイズのもの(3辺の和が170センチ以内)をゆうパックで集荷してもらっても¥2,010かかるので、それにプラス処分費用と考えたら、まあ納得がいくような気がします。
ちなみに、マークがついていれば回収費含めてすべて無料です!(ジャパネット風)
インターネットなどでPC無料回収業業者に依頼するという方法もありましたが、見積画面で具体的に料金を確認すると、ディスプレイに無駄にでかいキーボードもあったので指定の箱に収まらず追加代金がかかってしまいました。
またCRTディスプレイは結局無料にならず、ハイコが見積もったところ¥5,000を超えてしまったので、諦めました。
同じCRTディスプレイでもサイズによっては大手リサイクル業者に依頼したほうが安くなるかもしれませんし、運よく一台無料キャンペーンなどの期間中であればハイコの場合でも¥4,400を下回ったかもしれません。
ちなみに偏見かもしれませんが、車で回収している業者さんはちょっとわからないので選択肢にはありませんでした。
ところで実費¥4,400+振込手数料¥152はしっかり兄に請求しました。
メルカリで結構兄の私物を売りさばき、利益を手にしているハイコなので¥3,000にお値引きしましたが…。
集荷といってもあのどでかいディスプレイを梱包し、玄関まで運ぶのはかなり骨が折れました。
梱包はとりえあず水濡れしなければ大丈夫とのことだったので100リットルのごみ袋を2重にして梱包しました。
そしてHDDデータ消去ですが、基本はデータ消去をすることが前提のようです。
しかし今回は通電もせず完全に壊れていたのと、もっぱら兄のゲーム専用のディスプレイだったのであくまでユーザーの責任においてということだったので、消去はしませんでした。
皆さんもご自身のパソコンをチェックしてみてくださいね。
また中古でパソコンを購入される場合も念のためこのマークがついているかどうか確認したほうがいいかもしれないです。
ちなみに今年買ったPCにはこんな感じでマークが記載されていました。
断捨離すると思うのですが、捨てるときのことを考えて買わないと、あとで諸々しんどくなるなということです。
特に家電系は今後もリサイクルなどの基準が厳しくなっていくかもしれないので、安いものに飛びついてしまうと、結局あとから高くつくなんてこともあるかもしれないですね…。
とりあえず、もうハイコはアラフィフで同居家族は自分よりも年齢が上で当てになりません。
今は便利でネットで何でも調べることができますが、もはや調べる事すらしんどいという年齢がいつかくるのでしょうか…あとで自分が困らないようにあらかじめ手放す手順を把握しておくことも大事だなと感じました。
おしまい