47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

無職が退職金について調べてみた。残念な結果と立て替え払い制度~労働者健康安全機構~

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こんにちは、ハイ子です。
今日の東京は早ければ夕方ごろから雨が降るみたいで、朝からザ・曇天です。

今日は久しぶりに母が出かけており、留守番です。
平日の情報番組を手持無沙汰でぼーっと見ていると、将来に向けての焦りが生まれてまいります。
そんなわけでなんとなく放置していた頼みの綱、老後の一筋の光である「退職金」について調べてみました。

といっても、調べるのが面倒なので①東京都社労士110番
②厚生労働省東京都労働局総合労働相談コーナー
の2か所に電話しました。
①の窓口は月・水の10時~16時対応で有料通話です。②は無料通話、平日9時~17時対応で土日祝日年末年始休です。
いずれも相談自体は無料、匿名可です。ご参考まで!


さて「退職金」の何を相談したのかと申しますと、ハイ子の会社は退職金制度がありましたが、今夏に消滅しました。
しかし制度があった期間については、退職後に支払われるということになっています。

しかし最終出社日に総務に確認したところいつ支払われるかはわからない…との回答でした。
肝心のじじい(役員)は呑気に地方出張しており、それきりとなっていました。

ハイ子が目下気にしているのは退職金をもらう前に会社が消滅したらどうなるのか…でございます。
ここ1年で会社を去ったメンバーの話では退職金は16回払いとか…。
この分割払いですが、年金みたいにこちら希望でそうしたならまだしも「会社の資金不足」という理由となると、かなり胸に迫るものがあります。

ということで諸々の疑問を①および②に電話をかけぶつけてみましたが、結局のところ①に聞いても②に聞いても答えは一緒(そうだろ)でした。
ちなみに賃金については労働基準法23条にある通り保証されているのですが(以下、労働基準法23条☟)

【第 23 条 使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があ った場合においては、7日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金そ の他名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければなら ない。】

しかし…

退職金については…

保証されていなーい!!!

うっすらそうかしら…と感じておりましたが、やっぱりそうでした。

退職金は法の定めがなく、あくまで使用者(会社)の任意となり、社則の退職金規定が優先されるとのこと。
幸いハイ子の会社には退職金規定が明記されており、「退職金支給明細書」なるものは最終出社日後に届きました。そこに退職金の額はばっちり記載されていました。
が、どのタイミングで支払われるのかは明記されていませんでした。

会社が順風満帆で先行きめっちゃ明るいのであれば黙って支払いを待ってもいいのですが、なんせいつ空中分解してもおかしくない経営状態の会社なのです。
そういった事情から、ここ1年で会社を去った人は例外なく会社からの依頼で「分割支給」になっているのです。
一括で支払えない台所事情…おそるべし…。

この先どうなるのかわからないので、一括でなるはやで払ってもらいたい…。

こちらでできることと言ったら、希望の支払い期限(できれば2022年3月31日)と一括支給の希望を明記した「退職金請求書」を作成し、会社に送り付けることぐらいだそうです。
それに対して、どんな反応があるのか…。

ところで、退職金制度があれば放っておいても貰えるもんだとおもったら、5年で請求権が消滅するそうです(5年放置する気はさらさらありませんが…)
うちの会社はそれをやりかねないので、しっかり請求をしたいと思います。

そうはいってもくどいですが、会社が倒産したら会社に対し債権は残るけれど、財務状況によっては支払ってもらえない可能性もあるわけで悩みは絶えません。
賃金については国が未払い分を立て替えて支払ってくれるというありがたい制度があるそうですが、退職金はそういった制度が無いためとにかく泣き寝入りするしかないみたいです…。
あとは民事で争うか(裁判費用よ…)

退職金を原資にこの先「つみたてnisa」と「iDeCo」を続けるつもりでいたのですが、場合によってはそうもいっていられなくなります。
正社員といっても、ここ数年単位でボーナスはもらえていなかったし、サービス残業はザラだったし、これで退職金がもらえないなんていったら、マジでお先真っ暗です。

と、ここまできてyoutubeをチェックしていたら、こんな動画が!(ブログ下部貼り付け)

45歳のハイ子の場合は370万(370万未満の場合はその額)の8割を建て替え払いしてもらえる制度があるようです。詳しくは動画内にでてくるこちらの機構へ!→労働者健康安全機構(クリックするとページに飛びます)賃金援護事業→未払い賃金立て替え事業に詳細があります。
こちらの請求については2年という期限がありますが、2年以内ならさかのぼっての請求も可能なようです。
退職金の額が何千万であればちょっとお話にならない額ですが、ハイ子の場合はこの立て替え払いで十分でございます。8割に目減りするのはしんどいですが¥0にならないだけマシです!

少し心にゆとりが生まれました。

さ、気分を変えていまからメルカリで売れた商品を郵便局に持ち込みます。利益100円…。

おしまい


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