おはようございます。
4連休初日の朝、皆さまいかがお過ごしでしょうか。お仕事の方お出かけされる方は熱中症にご注意くださいませ。
さて、表題のお話です。
45歳独女実家暮らしのハイ子、欲しくても手に入らなかったものなんて数え上げたらきりがありませんが、子供の頃の一時期、毎日のようにせがんでも手に入らなかったものがあります。
未だにそれを目にするたびに、郷愁を誘われるハイ子です。
もったいぶってすみません。
それは何かというと「コンドーム」です。
朝から避妊具の話をして恐縮ですが、むやみやたらに欲しかったわけではありません。
自宅近くにある薬局には、昔ながらのそれ専用自販機があります。
ハイ子が幼稚園に通っていた頃からいまだ健在です。
24時間営業のコンビニがはす向かいにあるにもかかわらず健在ということは、一定数の需要があるのでしょう。
もとい、幼稚園の頃に父親と一緒にたばこ屋さんにたばこを買いに行くと、ついでに「たばこチョコレート」を買ってもらえました。
ハイ子はそのたばこの形をしたチョコレートが大好きで、なんというか大人になったような特別感を味わえるからでしょうか。
今は見かけないし、ネットで調べると「昭和のお菓子」のワードでひっかかるので、もう販売はされていないようです。
天下の不二家さんから市販されていたようです。(どおりで味もグンバツでした。)
たしかにどんな形であれ子供の食べるものにたばこを結びつけるのは令和のいまならちょっと考えられない発想です。
そういう意味でも「昭和のお菓子」なのでしょうか。
そして悲劇的ではありますが、そのたばこチョコレートの外見と、避妊具のパッケージが似ていたのです。
ハイ子はこれはあのチョコレートがついにたばこの自販機と肩を並べて販売を開始したのか!間違いない!と思ったのでしょう。
これで24時間たばこ屋さんが閉まっていても好きなときに食べられるわけです。
大人はいいな、お金があって…と思ったかはさておき。
幼稚園児だったハイ子、その薬局の前の道は通園ルートとなっており母親と一緒に手をつないで朝と午後に通ります。
何ともなく歩いていても、突然火がついたようにその自販機の前では「買って買って買って」と頼み込みました。
これには母もビビったことでしょう。
そして、黙って「これは買えません」といつもなら割とすんなり折れてくれる母も頑として買ってくれませんでした。
どうしてなのか、父親はすんなり買ってくれるチョコレート、そんなにすごい代物だったのか?
何度かトライしてダメだったので最終的には諦めたのですが、おそらくたまに今日なら買ってくれるん
じゃないか?というゲリラ的トライをその後も折をみて繰り返した記憶があります。
そして、なにゆえに母が買ってくれなかったのか、そしてその理由をおしえてくれなかったのか、ハイ子はその後10年以上経過してから知るのです。
そして昨日、同居する母親がその自販機の前でおなじやり取りをしている親子を見かけたとのこと。
ああ、今もなお勘違いゆえの悲劇が繰り返されているようです。
みなさんは同じような経験ございませんか?
連休初日からおバカな話ですみません。
おわり
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