47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

バレーボール男子~V6と中垣内さん~

日々の雑考・できごと
Photo by Brandon Brown on Unsplash
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おはようございます。ハイ子です。

今日はどうやら台風が近づいているからか、東京は断続的に雨が降りそう?な曇りがちな空模様です。

週末ですが、コロナ関係なく家に引きこもっているので、正直問題ナッシングです。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

さて、表題の件です。

バレーボール男子ですが、29年ぶりに予選リーグを突破したそうで。

残念ながら、決勝リーグ初戦で世界ラインキング1位のブラジルと対戦し0-3でストレート負けしてしまいましたが、大健闘でした。

その29年ぶりというまさに29年前(ハイ子16歳)当時、現在全日本の監督をされている中垣内さん全盛期時代でした。

このブログを読まれている同世代の方は、「ガイチ」の愛称で呼ばれていた中垣内監督の若い頃、エースアタッカーとして輝いていた頃を多少なりとも記憶されているのではないでしょうか。

ハイ子はこの頃から19歳ぐらいまでドハマりしていました。

青春の一ページは間違いなく中垣内さんに彩られています

スポーツ万能はもとより、あの涼しげな瞳と肉体美、そして筑波大をスポーツ推薦ではなく一般入試で入った知性、非の打ちどころのない王子様だったのです。

ナケナシのお小遣いとバイト代をはたいて、月刊バレーボールの広告ページに載っている中垣内選手のイメージビデオ(一本8,000円ぐらい。しかも30分程度。)を2本も購入し、もちろん頻繁に試合観戦も行きました。

観戦は主に同じくバレーボール男子にドはまりした当時のクラスメイトとともに行っていたのですが、お金は無尽蔵にあるわけではなく、この試合はどうしても外せない!というものは、折り合いがつかなければ一人で観に行った記憶があります。

その中でも最も印象的だったのが、1995年に行われたワールドカップ日本対中国戦、代々木第一体育館での試合です。

確か夜の19時頃試合開始だったでしょうか。
とにかくこの日は気張って、スタンド席1階を購入していました。スタンド席の中でも最前列もしくは前から二列目ぐらいでかなり近い!と思ったのを覚えています。

初めてのぼっち観戦だったので違う意味で緊張もありました。

座席につき、刻一刻と中垣内さん入場を心待ちにします。さあ!来い!王子様!とおもったら、突然会場が暗くなりました。

「?」

轟音と色とりどりの照明と共に、なんだか知らないアイドルっぽい人たちが数名コートに入ってきます。

するとハイコの周りにいた同世代女子が一斉に「キャー!!」と叫びました。

どうしたんだ?
何が起こった?

なんと彼らはバレーボールワールドカップのイメージキャラクターをしていたV6だったのです。

今思えば「イノッチー!!!」という感じですが、当時は「ガイチー!!!」のハイ子。
「おいおい、聞いてないよ」とドン引いていました。

V6は華麗に「ミュージックフォーザピーポー」を披露すると、疾風の如くはけていきました。

ああ、びっくりした。

サプライズイベント?なのに、このファンの団扇準備の周到さにもびっくりしました。

さあ、気を取り直していよいよ試合スタートです!

ところでこういう時は、とても複雑です。
好きな選手を少しでも長く観ていたい。
でももちろん勝ってほしい。

つまりはフルセットまで持ち込んで、日本が勝つ!このシナリオが最高です。

確か中国も当時強豪だった?もしくは日本と互角ぐらいだったと記憶しているのですが、記憶違いだったらすみません。ということで、フルセットの試合時間2時間越えなんてまあザラでしょうと思っていたのです。

残念ながら1セット目、日本選手はハイ子の座っている席とは逆側にコートインしていて、ちょっと距離がありました。でもまあ、フルセットまで行けば…と期待していたのです。

が、ここでもまた予想していなかったことが起きます。

なんとこの日の日本はV6のおかげなのか、そのまま残ったV6ファンの黄色い声援のおかげなのか、とにかくめちゃめちゃ強かったのです。

2時間はおろか、1時間もしないで3セットをあっけなくとり、日本は快勝。

正味ハイコ側のコートに選手がいたのは20分もなかったのではないでしょうか?

コスパという言葉を使ってはいけませんが、正直コスパ最悪です。
試合に勝って、勝負に負けたという言葉がしっくりきました。

日本おめでとう。
でも、なんだこの不完全燃焼感は…。

なんともやりきれない気持ちで代々木第一体育館を後にしたハイ子なのでした。

ちなみに、中垣内さんのイメージビデオですが、監督に就任したし、売れるかも!と思ったのですが、メルカリですでに出品されている方の価格をみてげんなり。

こんな価格で売っても、あの頃のハイ子が浮かばれない、諦めきれずTSUTAYAに持ち込むも、値段を付けられませんと言われ、引き続きハイ子のコレクションになっています。

そしてV6も今年で解散なんですね。

時代の流れを感じずにはいられません…。

おしまい

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