47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

アラフィフ独女…リアルな実家暮らしのメリットとデメリット3選

同居する母との日々
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

どうも、ハイ子です。

47歳、派遣社員です。

実家で母と2人で生活しています。

もう1人同居している兄がいますが、最近結婚し、週末婚状態で奥さんの家と我が家を行ったり来たりしています。

しかしここ最近はほぼ奥さんの家(奥さんも実家暮らし)に行ったっきりになっています。

ということで、実質母と私の2人生活です。

この界隈のネタはすでに出し尽くされているかと思うのですが、実家暮らしのメリットとデメリットについて改めて考えてみました。

スポンサーリンク

メリットその①固定費がかからない

やはり、何はなくとも固定費がかからないというのは実家暮らし最大のメリット。

とんでもなく有難い話です。

家には月に65,000円を入れていますが、これで全てが賄われている計算です。

電気水道ガス等の光熱費、食費、そして一番幅をきかせるであろう家賃。

普通に考えて都内で生活するにあたりこの金額ではたぶん不可能なので、大変恵まれた環境だと思います。

ちなみに水道光熱費の支払いですが、すべて母の口座から引き落としになっています。

母も後期高齢者(75歳)の仲間入りをしたので、私の口座引き落としにしようか…と打診してみたのですが、却下されました。

理由としては「どっちが先に死ぬかなんて誰にも分らない」だそうです…。

いや、順番からいってあなたが先でしょう…と、喉元まで出たのですがぐっとこらえました。

こういうところ、結構やりずらいですね。

メリットその②安心感

私はけっこうなAmazonユーザーなのですが、今はだいたい置き配を指定しているものの、それでも家に宅配物が届くであろうタイミングを気にしなくて良い→大体母が家にいる、と思えるのは安心です。

さらにアイロンの消し忘れや、ヘアアイロンの消し忘れ(どんだけ忘れる)などが気になったらLINEの一つも送れば確認ができます。

たまに母が田舎(すでに無人となっている母の実家)に帰省しているときは、こうはいかないので気になると午前中いっぱいはなんとなく不安です。(大抵午後になると忘れている)

そんなこんなで、家に誰かいるというのは代えがたい安心感につながっています。

メリットその③互いの状況確認ができる

ここ最近特殊詐欺など、昔は無かった犯罪が増えていますよね。

親と離れて暮らしていると、近況報告なども場合によっては年に数回、下手したら盆暮れ正月オンリーなんてことになりがちです。

しかし実家暮らしであれば、常に親がいるので日々の会話の中で犯罪の匂いがすれば注意喚起ができますし、親の老いというものに日々直面する機会が出てきます。

自分の場合は母が帯状疱疹になったときにつくづく感じました。

母は我慢強いタイプの人間なので、虫にでも刺されたんだろうと薬を塗って一週間ほど放置していたのです。

なんだか母の様子がいつもと違うので何かあったのか詳しく聞いたところ、左眉毛の痛みが取れないと白状しました。

すぐに帯状疱疹だと思い、皮膚科の予約をとって受診させました。

発症から一週間経過してしまったので、治りもかなり遅かったものの幸い入院には至りませんでした。

これがもし離れて暮らしていたら、入院やら下手したら寝たきりという事態になっていたかもしれません。

逆もまた然りで、自分が腸閉塞で緊急搬送された際にはやはりなんだかんだと手を焼いてくれたので本当に心強かったです。

持ちつ持たれつ。

親が身近にいるのは心配の種が一つ減るし、心強いことですね。

デメリットその①ルールの違い、すり合わせが大変

続いて、実家暮らしのデメリットです。

まず最初にあげられるのは「気を遣う」ですね。

これはお互い様な話なのですが、やっぱり家族といえども自分以外の人間には気を遣います。

逆に気を遣わなくなったらお終いかもしれません。

私は自分でも嫌になるほど「マイルール」があるので、なにかイラつくことがあると、ついマイルールを振りかざしたくなります。

例えば「食材はちゃんと料理する内容を決めてから買う」です。


安いという理由では買いません。

使い切れずに廃棄することになったら「安物買いの銭失い」です。

しかし母は違います。

安いという理由でなんだかんだと買ってきてしまうのです。

年齢が年齢だから好きなものを買い、好きなものを食べると宣言していますが、それは私も同じです。

母の主張は論点がずれているのですが、私の場合そこに「安いから」という基準はありません。

私が文句を言うと「自由にさせてくれ」と言ってきます。

ずるくないですか?

ちなみに冷蔵庫食材問題で週に1回は揉めています。

余りそうな食材があると母は「この前作った○○、おいしかったから作ってよ」と言ってきます。

その前にこっちは計算して作る物を考えているのに…。

おばさんとおばあさん2人でそんなに食べきれないでしょう?

独り暮らしだったらそこはすべて自由になるので、ちょっと羨ましいな…と思います。

ルールの違いをすり合わせるというか…お互い譲らないので、言いたいことを言ってから一晩クールダウンする…そしてまたしばらくすると同じ事で揉める…みたいな無限地獄ですね。

デメリットその②世間体が気になる

そもそも50近くで実家暮らしってどうなんでしょうね。

一般的にやはり世間の風当たりは厳しいものがあると思います。

独り暮らししないの?

といわれることもたまにあります。

しかし、この年齢になってしまうと「年老いた母を1人暮らしさせるのか?」という自問自答が湧いてきます。

さらに私は派遣の身。

ボーナス無しの薄給です。

実家を出て一人暮らしとなると、また別に住居費がかかります。

正直家賃にプラスして、実家に65,000円を仕送りをする…という甲斐性がありません。

ちなみに我が家は大家族だったので、無駄に部屋数があります。

友達に言うとびっくりされるのですが、5LDKです。

そこに母をぼっちにさせるのも忍びない。

なんつって、これらはあくまで結果論というか後付けな理由ですね。

嫁がなかったし、人並みに稼いでいないし、選択肢として最善なのが「実家暮らし」だったのです。

なんといわれようと甘んじて受け入れます。

なんならちょっと開き直っちゃってますね。

実家暮らしも20年近いので、その辺の風当たりはもう慣れました。

デメリットその③甘えが生じる

親と同居しているからこそなのかもしれませんが、盆暮れ正月のかしこまった時期に、家族会議…なんてことはしません。

そして大して忙しくもないのにあれこれ忙しい気になって、ついつい大事なことを話し合う機会を逸している気がします。

それはなにかというと、まさしく母の死後のことです。



その気になればいつでも話ができるから…などという思考に陥ってしまうのは結局同居しているからだと思うのです。

テレビのニュースをみて、他人様のことはあれこれ意見を言い合うくせに、自分たちの事は棚に上げまくっています。

そして私は4人兄弟。

1人であれこれ話をしていいものか…という気持ちもあります。

母ももしかしたらそう思っているのかもしれません。

昔気質の人なので、長男をたてて…などと思案している可能性もあります。

私は母の意見に従うつもりでいますし、自分がちゃんと生きて行けさえすればそれで良いと思っています。

その為に老後露頭に迷わないようにしっかり貯蓄をする(これから…)つもりです。

でも、いつ何時どうなるかなんてわかりませんからね。

やっぱり順番からいって母が先だと考えると、相続とかそのあたりのことは早いうちにひざを突き合わせて話をしなければならないと思うのです。

お膳立てするのは誰なんだ?という感じですが…。

同居しているからといって私がしゃしゃるのもおかしな話ですよね。

ということで、これも思考の無限ループに陥り、結局何も動けぬままでおります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

思いつく限りのリアルなメリットデメリットをお送りしました。

先日、土曜の朝6時に母が居間で掃除機をかけ始めた時は閉口しました。

せっかくの週末のスタート。

「朝っぱらから集合住宅で掃除機をかけるのはルール違反だよ」と言いたいけれど、雰囲気が悪くなるのはそれはそれでしんどいです。

結局私は何も言えませんでした。

いつか階下の人から苦情がくるかもしれません。(母の為にも言っておきますが、一応こんな早朝から掃除機を掛けたのは今回が初です…それはそれでちょっと心配)

こういう小さな出来事がチリツモなのですが、いまのところ風が吹けば飛んでくようなレベルのチリなのでなんとかやっています。

母も何か思うところがあるのでしょうし、お互い様なのかもしれません。

お気楽呑気な実家暮らしではないことはだけは確かです。

求む、共感。

最後に…気を取り直してAmazon購入品紹介\(^o^)/☟☟
実家暮らしあるあるで、今日は築40年近いトイレの便器のつなぎ目をこちら☟☟で養生しました。汗だくだ。そして、洗面所の床部分のさび止めも塗りました。さびの上から塗れるので便利です。
これ系は始めるとキリがないですね。

カーブがうまくできず、つぎはぎだらけ?こうなりました。コツを掴んだので次回貼り換えのときは一気に貼れる気がします。気のせいかもしれません。

おしまい

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代おひとりさまへ
にほんブログ村