47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

アラフィフ独女…いったい何を目標にこの先、生きるのか問題、パンドラの箱あけたった

日々の雑考・できごと
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どうも、ハイ子です。

今日は久しぶりに電車に乗ってお出かけをしました。
(絶賛無職…通勤している人すみません)

清澄白河にある「東京都現代美術館」にて、開催中の「吉阪隆正展 ひげから地球へ パノラみる」の展示を見に行ったのです。

吉阪隆正さんは、日本の著名な建築家でもあり、登山家です。

現代美術への造形は、コンビニ弁当の容器ばりに浅いハイ子ですが、建築模型などとてもおもしろく、素人でも十分楽しめました。

この吉阪隆正さん、人並み以上のパッションがあり、建築のみならず、登山にもその情熱を注ぎ、キリマンジャロ登頂に成功してしまったりと、とにかくパワフルです。

年代ごとに、作品や、登山の記録などが展示されているのですが、むしろ歳をとるごとに「パワーアップ」している印象すらありました。

享年63歳と、決して長くはない人生でしたが、短くも太く生きた建築家兼登山家だったんだなぁということがしみじみ伝わってきました。

「この人すごい」の一言で終わらせればよいのですが「それに比べて…」という思いがふつふつとこみ上げてきます。

ハイ子は46歳にして、無職であり、独身。

これといって「やりたいこと」も見つからず、この先あと何年生きるのかもわかりませんが、一体全体何を目的にして生きて行けばいいのだろうか…と、とりとめのない考えが頭に浮かびました。

一緒に行った友達も、同様。

お互い「未婚&子ナシ」です。

例えば、日本人女性の平均寿命87歳まで生きるとして、あと41年…。

えええ、未だ人生折り返したばっかりみたいなものですよ…。

これは…ゆゆしき事態ですね…。

今でも「結構、人生長いな…」とおもっていたけれど、この年になれば「出産・子育て」というイベントはもう逆立ちしたって無理だし、子供を産んでいないので「孫の成長を目を細めて見守る」ことはもちろんあるはずもなく、とにもかくにも、自分自身と向き合っていくしかないわけです。

入学・卒業・受験など、なんとなく放っておいてもやってくるような「イベント」もないわけで、とにかく「自分の老い」と向き合うしかないのです。
(あ、親の介護があるかもしれませんね)

となると、やっぱり張り合いというか、パッションの根源になる、モチベーションが上がる「目的」をもって生きていきたいよな…と思ってしまいました。

しかし、ライフワークになるような、生きる意味につながるような「目的」をもっている人ってどのぐらいいるんでしょうか…。

それって、無理くり作るものでもないですし…。

それを考えだしたら、きりがない。
悩んでみても、不安になるだけ。

まさに「パンドラの箱」ですね。

ということで、ハイ子がひねり出した答えは「兆徳でチャーハンを食べる」でした。

健康で生きてこそ「旨いものをうまい」と感じられるわけで、おいしいものを食べるということが、我生きる目的なり。

「兆徳」はすぐ近くだし、割といつでも達成できる目標なんですけどね…。

マッキンリーは登れないけれど、チャーハンという山を崩して、おいしく頬張ることなら、達成する自信はあります。

そんなわけで、大それたことはできないけれど、小さな幸せを積み上げているうちに、気が付いたら87歳になっていないかな…と思う平凡なおばさんでした。

おしまい

<食べログ>
中華兆徳

<東京都現代美術館公式ホームページへ>
東京都現代美術館 吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる 

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