47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

アラフィフ独女…無職終了カウントダウンの日々…念願の「兆徳チャーハン」を堪能し、人生最大の喜びの瞬間を振り返ってみた

ぼっちメシ・ぼっちカフェ
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どうも、ハイ子です。

無職生活8カ月と22日目。

失業保険の給付もすでに終了しており、来月の今ごろは血眼になって就職活動を開始している予定です。

ということで、今のうちにやっておきたいことの一つとして、卵チャーハンで有名な街中華の「兆徳」さんに行ってきました。

以前のブログにも、やってみたいことの一つとして書かせていただきました☟☟☟

アラフィフ独女…この先何を糧に生きて行けばいいのか問題、シーズン2
人生なにがあるかわからないから、悔いのないよう、自分の人生を生きようではいか!(誰?)



平日でも行列必至な人気店なので、待ち時間を気にせずに並べる「無職」のうちに、行ってみた次第です。(週末に並べばいいのでしょうが、待ち時間が半端ないはず…。)

ランチタイムの営業は11時半~ですが、お店に到着したのは11時41分。

すでに14組の人が店外に並んでいました。

平日のランチ時だし、回転は速いだろうと高をくくっていたのですが、結局入店できたのは待ち時間1時間越えの12時50分でした。

もうお腹ペコペコです。

もちろん卵チャーハンを頼みました。

今回は地元の友だちと連れ立っていったので、テーマは「ぼっちめしぼっちカフェ」にしちゃいましたが「ぼっちめし」ではありません。

チャーハンと餃子(6個)のセット、チャーハン単品、卵とトマト炒め、さらに瓶ビール1本をオーダーしました。

セットの餃子6個は、シェアしました。

レンゲを添えただけで、ほろっと崩れる卵チャーハン(塩味)
卵とトマトの炒めもの。トマトの酸味がほどよく食欲をそそります。
にんにくが入っていない餃子。デート(無縁)でも安心。

お会計は、トータルで「3,080円」でした。

チャーハンはボリューム満点なので、お腹を空かせていかないと大変なことになります。

個人的にはタッパーをもって、半分を持ち帰り、母に食べさせたい心境になりました。(高齢者に1時間以上も並ばせるのは、しんどいので)

週末の夜だけ限定の「揚げ餃子」も気になります。

仕事を始めて、余裕ができたら夜にゆっくり訪れてみたいな…と思いました。

満足満足な昼食でした。


その後は、ちょっと足を延ばして東京十社にも数えられる「根津神社」に参拝し、近くのスターバックスでスターバックスラテを飲んでまったりしました。

本当は期間限定の「安納芋フラペチーノ」にトライしたかったのですが、思いのほか涼しかったので、お腹の事を考えて見送りました。

それにしても「目下の叶えたい夢=兆徳のチャーハンを食べる」を叶えてしまいました。

これから何を糧に生きて行こうかな…と、友と語ったのですが、これといった願望は思いつきませんでした。

そんなハイ子に友が、
「今までの人生で生きてて良かった!と思えるほど、最もうれしかったことは?」と聞いてきたのです。

イメージ


意外とあっさりと、真っ先に思いついたのが、おそらく8歳か9歳の頃のできことでした。

それは近所にできたばかりの「すかいらーく」に行くことになった瞬間です。

「すかいらーく」は現在「すかいらーくグループ」として名前は残っていますが、レストラン自体は無くなってしまいましたよね。

かれこれ40年近く昔の話なので、当時の「ファミレス」は子供の憧れでした。

日曜日の夜に、てっきりいつもの焼き魚などの映えない(失礼)夕飯を想定していた小3の私に、突如舞い降りた「すかいらーくディナー」は、天にも昇る幸せをもたらしました。

常日頃、近所にできた「すかいらーくに行きたい!!」と、子供たち(兄、ハイ子、弟)がせがんでいたんだと思います。

当時の最強権力者である父親が、根負けして急遽行くことになったと記憶しています。

ちなみにまだ末の弟は3歳ぐらいなので、ものをねだる主力部隊はハイ子を含めた既出の年子3兄弟でした。

ファミレス行きは、夕焼けチャイムが鳴った後の、日も暮れかけた時刻でした。

父の鶴の一声で、本当に急遽決まったのです。

夕飯の準備をしていた母からすれば、迷惑な話です。

とはいえ、おしっこ漏らすんじゃないか(言葉)というぐらい嬉しかったのを覚えています。

掛け値なしに、無防備に「やった!!!」と思った瞬間です。

子供だったというのもありますが、あの時以上のサプライズに満ちた喜びは、その後の人生で味わっていません。

大人になるといろんな経験をするので、なんとなくストーリーの先が読めるし、ギブ&テイク、持ちつ持たれつという暗黙の慣習がつきまといます。

全面的に誰かの庇護のもとで味わう「ギブオンリー」というのは、人生で限られた短い時間だけなのです。

そこで味わう喜びは、たとえ些細なことであっても、何倍にも感じられるのではないでしょうか。

この「独女雑記 ハイ子のブログ」を小さなお子さんのいる親御さんが読んでいる可能性は、限りなく低いと思いますが、それを承知で敢えて書かせていただきます。

本当に些細なことでも、子供って覚えているものです。

大人のちょっとした匙加減で幸せにも不幸にもなるのです。

ちょっとしたことならば、ぜひとも「幸せ」のほうを味わわせてあげてください。(誰)

ハイ子的にはあの瞬間があるのと無いのとでは、人生の厚みというか、感受性の強弱にも影響があったのではないかとさえ思います。

もともとみんな子供時代があるわけで、落ち着いて考えれば、ハイ子が四の五の訴えなくとも、誰もが思い出せる感覚なんでしょうけどね…。(おばさんは、それでも、でしゃばる)


もとい、そんな人生の最大の「喜びピーク」を、8歳だか9歳で迎えてしまった人生です。

これからしばらくは、粛々と老いと向き合いながら、小さな喜びを拾い上げて積み上げる、中年ならではの人生を堪能したいと思います。


「兆徳」さんのお店公式ホームページはこちら☟☟☟

東京・本駒込の中華料理店「兆徳」
東京・本駒込の中華料理店「兆徳」


おしまい