どうも、ハイ子です。
無職生活8カ月と22日目。
失業保険の給付もすでに終了しており、来月の今ごろは血眼になって就職活動を開始している予定です。
ということで、今のうちにやっておきたいことの一つとして、卵チャーハンで有名な街中華の「兆徳」さんに行ってきました。
以前のブログにも、やってみたいことの一つとして書かせていただきました☟☟☟
平日でも行列必至な人気店なので、待ち時間を気にせずに並べる「無職」のうちに、行ってみた次第です。(週末に並べばいいのでしょうが、待ち時間が半端ないはず…。)
ランチタイムの営業は11時半~ですが、お店に到着したのは11時41分。
すでに14組の人が店外に並んでいました。
平日のランチ時だし、回転は速いだろうと高をくくっていたのですが、結局入店できたのは待ち時間1時間越えの12時50分でした。
もうお腹ペコペコです。
もちろん卵チャーハンを頼みました。
今回は地元の友だちと連れ立っていったので、テーマは「ぼっちめしぼっちカフェ」にしちゃいましたが「ぼっちめし」ではありません。
チャーハンと餃子(6個)のセット、チャーハン単品、卵とトマト炒め、さらに瓶ビール1本をオーダーしました。
セットの餃子6個は、シェアしました。
お会計は、トータルで「3,080円」でした。
チャーハンはボリューム満点なので、お腹を空かせていかないと大変なことになります。
個人的にはタッパーをもって、半分を持ち帰り、母に食べさせたい心境になりました。(高齢者に1時間以上も並ばせるのは、しんどいので)
週末の夜だけ限定の「揚げ餃子」も気になります。
仕事を始めて、余裕ができたら夜にゆっくり訪れてみたいな…と思いました。
満足満足な昼食でした。
その後は、ちょっと足を延ばして東京十社にも数えられる「根津神社」に参拝し、近くのスターバックスでスターバックスラテを飲んでまったりしました。
本当は期間限定の「安納芋フラペチーノ」にトライしたかったのですが、思いのほか涼しかったので、お腹の事を考えて見送りました。
それにしても「目下の叶えたい夢=兆徳のチャーハンを食べる」を叶えてしまいました。
これから何を糧に生きて行こうかな…と、友と語ったのですが、これといった願望は思いつきませんでした。
そんなハイ子に友が、
「今までの人生で生きてて良かった!と思えるほど、最もうれしかったことは?」と聞いてきたのです。
意外とあっさりと、真っ先に思いついたのが、おそらく8歳か9歳の頃のできことでした。
それは近所にできたばかりの「すかいらーく」に行くことになった瞬間です。
「すかいらーく」は現在「すかいらーくグループ」として名前は残っていますが、レストラン自体は無くなってしまいましたよね。
かれこれ40年近く昔の話なので、当時の「ファミレス」は子供の憧れでした。
日曜日の夜に、てっきりいつもの焼き魚などの映えない(失礼)夕飯を想定していた小3の私に、突如舞い降りた「すかいらーくディナー」は、天にも昇る幸せをもたらしました。
常日頃、近所にできた「すかいらーくに行きたい!!」と、子供たち(兄、ハイ子、弟)がせがんでいたんだと思います。
当時の最強権力者である父親が、根負けして急遽行くことになったと記憶しています。
ちなみにまだ末の弟は3歳ぐらいなので、ものをねだる主力部隊はハイ子を含めた既出の年子3兄弟でした。
ファミレス行きは、夕焼けチャイムが鳴った後の、日も暮れかけた時刻でした。
父の鶴の一声で、本当に急遽決まったのです。
夕飯の準備をしていた母からすれば、迷惑な話です。
とはいえ、おしっこ漏らすんじゃないか(言葉)というぐらい嬉しかったのを覚えています。
掛け値なしに、無防備に「やった!!!」と思った瞬間です。
子供だったというのもありますが、あの時以上のサプライズに満ちた喜びは、その後の人生で味わっていません。
大人になるといろんな経験をするので、なんとなくストーリーの先が読めるし、ギブ&テイク、持ちつ持たれつという暗黙の慣習がつきまといます。
全面的に誰かの庇護のもとで味わう「ギブオンリー」というのは、人生で限られた短い時間だけなのです。
そこで味わう喜びは、たとえ些細なことであっても、何倍にも感じられるのではないでしょうか。
この「独女雑記 ハイ子のブログ」を小さなお子さんのいる親御さんが読んでいる可能性は、限りなく低いと思いますが、それを承知で敢えて書かせていただきます。
本当に些細なことでも、子供って覚えているものです。
大人のちょっとした匙加減で幸せにも不幸にもなるのです。
ちょっとしたことならば、ぜひとも「幸せ」のほうを味わわせてあげてください。(誰)
ハイ子的にはあの瞬間があるのと無いのとでは、人生の厚みというか、感受性の強弱にも影響があったのではないかとさえ思います。
もともとみんな子供時代があるわけで、落ち着いて考えれば、ハイ子が四の五の訴えなくとも、誰もが思い出せる感覚なんでしょうけどね…。(おばさんは、それでも、でしゃばる)
もとい、そんな人生の最大の「喜びピーク」を、8歳だか9歳で迎えてしまった人生です。
これからしばらくは、粛々と老いと向き合いながら、小さな喜びを拾い上げて積み上げる、中年ならではの人生を堪能したいと思います。
「兆徳」さんのお店公式ホームページはこちら☟☟☟
おしまい