47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

アラフィフ中間管理職~やっとでた…辞令「ハイ子、退職するってよ」

過去の社畜時代
Photo by kazuend on Unsplash
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こんばんは、いきなり桐島的な下りで始まって済みません。

今日は朝、胃カメラを飲んでから、会社に出ました。

本当は休んじゃおうかなと思ったのですが、もともとお客様とランチアポもあったし、結局何ともない(ストレス外)というお墨付きをお医者さんからいただいてしまったので、これは出社せねばということで向かいました。

ランチアポも、何も食べられないかもしれない…という予想に反して、「何ともない」という結果をもらったので、なんだか気分もアゲアゲになりなりました。

そんな感じで電車に乗り会社に向かっている途中で、会社Skypeを確認したら、

「退職の案内を全社に配信していいと役員許可がでました、送っていいですか」

と総務の方がご丁寧にも聞いてくださっていて、即答で、

「ハイ!お願いします!」と返しました。

ちなみに、総務の方とはそこそこ仲良しなので、それに対して返ってきた答えは、

「了解です、ではポチッとな」でした(笑)送信ボタンを押せばいいだけにしてあったようです。

ああ、これで会社に行ったらハイ子は逃げも隠れもなく「もう辞める人」なんだな。

そう思ったら清々しく、これまたさらに気分がアゲアゲになり、会社の入っているオフィスビルの入り口に到着すると、ランチアポの方がすでにいらっしゃいました。

10分前にもういらっしゃるなんて、頭が下がります。

ノートパソコンを会社に置いてから、すぐに落ち合いました。

ランチを一緒に取りながら、晴れて「辞令」がでたのでこれで、社外の人にもお伝えできると思うとなんだかつっかえがとれたようです。すぐに退職する旨を報告しました。

ちなみにその方はハイ子より20歳も年上で、いまだ現役でお客様も抱えていらっしゃるスーパーウーマンなのですが、2時間ほどお話させていただきました。もちろん昨今の業界の事情やら会社の状況など営業らしいお話もさせていただいたのですが、ビジネスに対するマインドのようなものを教えていただきました。

もはやこの業界を離れるので、もう参考になることもないかなと思ったのですが、全然そんなことはなく、多分業界が違っていても、普遍的に通用するようなお話でした。

とどのつまり、「信じられるもの・情熱をもって売れるもの」をハイ子は売りたいのです。

それがなんであれ。

結局それが会社の事情で売れなくなってしまったので、ハイ子は退職を選んだのですが…。

とりとめなくいろんな話をしていて会社を辞めようと思った「決定的な原因」に気が付いたのです。
その原因とは…。

この方はいろんな角度から物事を見ているのですが、相手の事を決して悪く言わないのです。

相手には相手の立場があって…ということを慮ってお話をされています。

多少自分を卑下することはあっても、相手を尊重している、そんな感じが言葉の端々から伝わってきます。

一方で、わが社のおじさん役員は、会社一丸となってと言いながら、辞めていった社員や今いるスタッフの欠点などを本人がいないところで吹聴したり、それだけならまだしも「どう思う?」と誘導尋問的なことを平気でいってくるのです。

そこで何も答えないと自分の意見がないと決めつけられ、ちょっとでも同調しようものなら「でしょ?でもなんで不満があるのに、言わないの?」と圧をかけてくるのです。

さすがにいなくなった役員に対して、なぜいなくなる前に文句を言わなかったの?と言われたときは閉口しました。

役員に対して、平社員がモノ申す?

あんたらが言っても変わらなかった人を平社員の私が文句を言って変わるもんじゃなかろうに。

もしそんなことが有れば、組織として終わっています。

ハイ子はその安易な考えにとてもついていけないなと感じました。

実際いなくなったスタッフの悪口ともとれるセリフには飽き飽きしていたし、違うなとおもったら「私はそう思いません、実際はこうでした」と言っていました。

でもそれにも正直疲れてしまいましたね…。

こういう人たちだから仕方がないというのはよくあることですが、それが会社組織のトップに立つ人間となると、もう手の施しようがないし、もっと達観して大人になれと言われても、やっぱりハイ子には無理でした。

こんな箸にも棒にも引っかからない45歳という妙齢で、こんな人のもとで管理職をする羽目になったのは、何の因果だ?と思いますが、仕方ないです。

有給消化があるので、2022年1月1日から晴れて、無職です。

おしまい

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