47歳の独女が、迷走の日々を綴っています。

ねんきんネット 久しぶりにログインしてみた

マネー・投資・保険
Photo by Steven HWG on Unsplash
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こんにちは、ハイ子です。

先日のブログにアップした「退職金がなくなった」(⇒クリックすると記事に飛びます)でご説明しましたが、今月末をもって、退職金制度が消滅するハイ子の会社。

老後の支えにしようと思っていた資金が大きく目減りしてします。

正直定年まで会社があるかも謎ですが…。

悩ましいことは山ほどありますが、そうなってくると気になるのが「年金」ですね。

皆さんは年金、掛けていますか?

一時期、年金制度は当てにならないとか、個人で蓄えていたほうが間違いないだのといった論調もありましたが、ハイ子はそれをどうこう考える前に、新卒からなんとなくずっと正社員なのと、20歳でしっかり国民年金も空白なく親が掛けてくれていました。(でも、社会人になってから建て替えていただいた分はしっかり請求されて返金しましたが…)

そんなわけで、年金のいわゆる一階部分である「老齢基礎年金」はこのまま順調にいけば満額もらえる計算です。

一方の厚生年金は基準となる、報酬月額および標準賞与額が多ければ多いほど納める負担額も、将来もらえる額も多くなります。

一方ハイ子は、ほぼ昇給もなく、薄給の身なので、これは人並みの厚生年金は貰えそうもありません。

そして、45歳にして上がるどころか、給料が下がったので、さらに将来もらえる額が減る計算です。

(⇒詳しくはこちらハイコ、45歳にして給料がさがるクリックすると記事に飛びます。)

しょぼんです。

ということで、どんなもんだろうか?と、久々に年金ネットにログインしてみました。

皆さんも年金を支払っていれば「ねんきん定期便」がお誕生月に届く仕組みになっています。

年に一回だと、その肝心な定期便をしまい込んじゃって、ふと気になることが有っても調べられない。
そして「まあいっか…」となんとなく気になることがそのまま、忘却の彼方なんてことありませんか?

予めパソコンやスマホに「ねんきんネット」をダウンロードしておくと、簡単に調べられるのでおすすめです。

ハイ子は夜な夜な思い立って気になることが有ると、ログインして自分の年金記録を見て一喜一憂しています(圧倒的に憂、優勢)。

ログイン設定するためには、年金定期便に記載されている「アクセスキー」と年金手帳に記載のある「基礎年金番号」が必要です。

この「アクセスキー」が曲者で、年金定期便が届いてから3か月しか有効ではないのです…。

すでに3か月以上経過してしまった方は、IDの即時発行ができないため、ホームページ上からIDの発行申請をしていただければ5日間ほどで郵送にて届きます。
(と、偉そうに言っていますが、ハイコは3か月まんまと放置していたので、郵送してもらいました)

詳しくはこちらのページご参照ください。
⇒「ねんきんネットに登録するには」(日本ねんきん機構のホームページに飛びます)

ちなみにマイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータルからもログインできるようになったようです!
IDをわざわざ取り寄せなくてもいいみたいですね。

詳しくはこちら⇒「マイナポータルからのログイン方法」(日本ねんきん機構のページに飛びます)

話が脱線しましたが、年金の年金未納期間や、過去の標準報酬月額や賞与などの履歴も確認することができて便利です。

ハイコは嗚呼、賞与最後にもらったのは6年前の夏だな…などど履歴を見ては黄昏ています。

「賞与はあくまで業績次第、利益が出なかったので出せません。」という断りすら役員からなくなり、賞与なしがスタンダードになってきた矢先のコロナです。

まあよく会社が存続しているもんだとむしろ感心します。

否これも助成金のおかげ、皆さまのおかげです。

あう、また脱線しました…。

この標準報酬月額や、標準賞与額ですが、気を付けなければいけないのがあくまで「標準」であって、実際の総支給額とイコールではないのです。

ログインしてみて、過去の履歴を見た方で「あれ?なんかずいぶんすっきりした金額だな?」と思った方は、するどい。

年金をはじめとした、社会保険料の支払いの基礎になる額が、標準報酬月額というものです。

例えば東京都の場合、社会保険料や所得税などを控除する前の総支給額が、185,000~195,000円の間に入る方は、一律標準報酬月額が、190,000円となります。

自治体によって異なるので、気になる方は<○○県 標準報酬月額>などで検索すると出てくるかと思います。

さて、今回なぜハイ子が久しぶりにねんきんネットにログインしたのか。

それは、年金ネットには便利機能がありまして、「将来の年金額を試算できる」のです。

あれ?それって年金定期便に書いてなかった?と思ったあなた。

それは今までの加入実績に応じた年金額であって、ある程度「保証」された額です。
(またこれも、マクロ経済スライドによって目減りすることが想定されますが…。)

ハイ子が計算したいのは、今後の加入実績を仮定した場合の年金額です。

例えば、今回給料が減ってしまえば、厚生年金の掛け金(保険料)も減り、結局は将来もらえる額も減ります。

じゃあ、具体的においくら?という計算を、このページで試算することが可能なのです。

実際にやってみました。
年金ネットにログインし、年金ネットトップページの「将来の年金額を試算する」のタブをクリック。

ねんきんネットホームページより

👇👇👇 詳細な条件で試算をクリック

ねんきんネットホームページより

ちなみに試算結果は名前を付けて5個までしか保存することができません。

ハイ子の場合、この時点で5個保存していたので、右の「試算結果一覧を表示」をクリックしてから、結果を2個ほど削除したら、改めて試算できました。

戻るボタンを押すと、再度ログインしないといけないので、安易に戻るボタンは押さないほうがいいかもです。(ハイ子はバシバシ戻るボタンを押して、なんどもログインしなおしています…。)

実際の試算ページにて、いろいろ質問事項を入力します。

このまま厚生年金に加入し続けるとか、今後の月収(税金控除前の総額)などを入力します。

年金の繰り下げ&繰り上げ支給も設定可能です。

よくわからない場合はデフォルトで入っている状態でも進めます。

そして、かなり省略しましたが、結果です!

まずは、調べる必要もないのですが、あくまで比較ということで…。
給料が下がらずに60歳まで今の会社で働いたら貰えたはずの将来の年金額>>

👇 つづいて…

45歳で給料が下がったのを加味し今の会社で60歳まで働き続けた場合の将来の年金額>>>

いずれもねんきんネットホームページより

月額3000円、年金としては36,000円ほど減額という結果になしました。

給料が減ると、将来の年金にも影響が出るんですね。

当然といえば当然ですが、実際数字でみると切ないものがあります。

でも3000円なら、主食を白米からパスタにすればなんとかなりそうです(生々しい)。

しかしマクロ経済スライドなどの影響で、ハイ子世代が年金を受け取る頃には、現在の見込み額から最大2割ぐらい支給額が減るのでは?という話もあります

上記がそのまま間違いなくもらえるという訳ではないので、あしからずです。

長生きしそうなハイ子の場合は、受給年齢を70歳のいわゆる繰り下げ受給にし、なんとか少ない年金をちょっとでも増やそうか、というかそこまで貯金が持つかどうか、その貯金も当てにしていた退職金が減ってしまったので、これまた問題が発生している状況です…。

悩みはつきないですね…。

おしまい